ビタミンB12とは
ビタミンB12は、神経および血液細胞を健康に保ち、全細胞の遺伝物質であるDNAの生成を助ける栄養素です。また、疲労や体力低下を引き起こす貧血の一種である巨赤芽球性貧血の予防にも役立ちます。 ビタミンB12は2つの段階を経て食品から体内に吸収されます。まず、胃酸が食品中のビタミンB12をタンパク質から切り離し、その後、胃の中で産生された内因子と呼ばれるタンパク質とビタミンB12が結合し、体内に吸収されます。すなわち、内因子を作れない疾患である悪性貧血の人は、全ての食品やサプリメントからビタミンB12を吸収することが困難になります。
B12はどのような食材から摂取できるか
- 牛レバーおよび二枚貝 （共に最良のビタミンB12供給源）
- 魚、肉、鳥肉、卵、牛乳およびその他の乳製品
- 第1位： ＜魚類＞（さけ・ます類） しろさけ めふん ビタミンB12 327.6μg
- 第2位： ＜貝類＞しじみ 水煮 ビタミンB12 81.6μg
- 第3位： あまのり ほしのり ビタミンB12 77.6μg
- 第4位： ＜貝類＞しじみ 生 ビタミンB12 68.4μg
- 第5位： ＜魚類＞（いわし類） かたくちいわし 田作り ビタミンB12 64.5μg
このようにB12は、ほとんどが動物性です
これを野菜から摂ってみると‥
ししとう １５４本生 ブロッコリー ４株生 カボチャ 1個生
植物からは無理かな・・・しかも生ってー
サプリメントをお勧めします
ビタミンB群役割
ビタミンB1、B2、B6、B12、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチンの合計８種で、加熱に弱い水溶性ビタミンです
●ビタミンＢ１： 体内で糖質がエネルギーに変わるのをサポート。脳の中枢神経や末梢神経の働きを正常に保ちます。
運動後の疲れ、乳酸などの疲労物質が溜まったときに摂りたいビタミンです。疲れからくる手足のしびれやむくみ、食欲不振、不安、集中力不足などの症状にも効果的です
●ビタミンＢ２： 糖質・脂質・タンパク質がエネルギーに変わるのを助けます。成長の促進や皮膚、髪、爪などの細胞の再生にも関わっています。
ストレスを強く感じたときに摂りたいビタミンです。ストレスからくる目の充血、肌荒れ、口内炎の症状を抑える働きもあります。生活習慣病の予防にも効果的です。
●ビタミンＢ６： タンパク質や脂質が代謝するのをサポート。神経伝達物質の合成にも必要です。倦怠感を感じたときに摂りたいビタミンです。疲労性の免疫力低下からくる皮膚炎、口内炎、じんましん、湿疹、アレルギー症状を抑えるほか、ストレスによるイライラや精神を落ち着かせる働きもあります。
●ビタミンＢ１２：葉酸と協力して悪性貧血を防ぎます。神経や脳の機能を正常に保つ働きもあります。
●ナイアシン： 糖質・脂質・タンパク質からエネルギーが作り出される過程で補酵素として働きます。
アルコールや二日酔いの原因となる成分を分解するのにも関わっています。
●パントテン酸： 糖質・脂質・タンパク質の代謝を大きくサポート。ストレスに負けない体作りや
免疫力をつけるのにも重要な働きをします。
●葉酸 ：赤血球の生成や、新しい細胞が作られるのに関わっているため胎児の発育に必要です。
●ビオチン ： 糖質・脂質・タンパク質の代謝をサポート。皮膚や髪を健康に保つ働きがあります。
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ベジタリアン・ビーガンに必要なサプリメント
- ビタミンBは群でとらないといけない
- ビタミンB12は吸収されるには胃で溶ける必要がある
ビタミンB群のチームワーク 8種類のビタミンB群はすべて、3大栄養素(炭水化物〈糖質〉、脂質、たん白質)の代謝に関与している重要な存在です。特に、3大栄養素を分解して最終的にエネルギーを生み出す過程では、ほとんどのビタミ ン B群が補酵素としてチームワークで働いています。 3大栄養素の代謝を円滑に行って、十分なエネルギーを生み出し、体の正常な機能を維持するためには、 8種類のビタミン B群をまとめて一緒に摂取することが大切です。
ビタミンB2とビタミンB12は他と異なる特性がある
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